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マーチンマンドリン修理 その4
このマンドリンの同時期(5年後)に作られた同型のマンドリンが、アメリカのサウスダコタにある 
 National Music Museum のHPで紹介されている。

それによるとボウルバック部分については

Bowl: 42 rosewood staves, inner 40 ribs narrow and fluted, divided by ivory stringing.

と解説されている。

細く溝の入ったリブが象牙のバインディングでつながれている。

その一カ所で割れが見られる。

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その割れをどう直すか?


これでしょう!
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安直と言う無かれ。
大御所のリペアマンも木工用瞬間接着剤を使用しているとのこと。

接着剤を付けてから、指で押さえること1分。
きちんとくっつきました。

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前述のNational Music Museumでは 
バックの材はローズウッドと解説されている。  見た目ではハカランダではないだろうか。

実はこの楽器を手にしてから、2ヶ月が過ぎるが、まだ一度も音を出していない。
修理した後の音が楽しみだ。
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by kawataro-life | 2010-01-02 22:32 | マンドリン
マーチンマンドリン 修理編 その1
リペアに出すことを11月6日の記事にしたマンドリンだが、結局予定の修理金額の倍以上掛かるということなので、ヤメにしたのが1ヶ月前。

返送された後、さらに乾燥させ、クラックを最大に広げてから自分でリペアすることにした。

Martin Bowlback mandolin はクラックが表面板に一カ所。バックのリブに一カ所ある。それぞれ20cm、30cmとかなり長く亀裂が入っている。

まずはリペアに必要な材料と道具の調達だ。

乾燥するに従って、表面板のクラックが、接着剤だけでは埋まりきらないくらいの幅になったので、スプルースを薄く切って埋めることにした。

ちょうど良いスプルース材があったので、それをカンナで削って埋め込む。



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上は、ホビー用のカンナ。普通のカンナは大きすぎてこれくらいのが使いやすい。
左奥の細長いのが埋める材。


隙間は太い場所で0.5mmくらい。細いところは0.1mm。
いくつか作って埋める隙間の幅に一番ぴったりはまるものを決める。

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by kawataro-life | 2009-12-26 21:33 | マンドリン
1912年 C.F.Martin&Co Nazareth, Pa.
C.F.Martin&Co Nazareth, Pa. の刻印(ヘッド裏)
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テイルは洋銀に花模様が刻まれたもの
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パーフリングはアイボリー(象牙) バックの材はローズウッド、ネックはマホガニー
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ネックのインレイはアバロン
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Frank Henry Martinのサインと製造年月日、Serial No.が、トップ裏に鉛筆書きで入っています
1912年7月29日は明治天皇が崩御された、その日です。
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Martin Mandolin  先日オークションで、落札
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by kawataro-life | 2009-10-30 20:46 | マンドリン
マーティンのギター
一昨日、BS-J 「開運!なんでも鑑定団」を観た。(2005年3月22日放送分の再放送)
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元タカラヅカトップスター、姿月あさとさんが持ち込んだマーティンのギター

その説明
「お宝は30年程前、バンドをやっていた父がたまたま出会った男性と意気投合しその方から譲り受けた品。かなり古い時代のもののようなので、その価値を知りたい。」

本人の自己評価額は30万円。

画面から見るとトップに20センチほどのクラック修正あとが残っていたので、せいぜい100万かと思ったが鑑定士の評価額はその三倍の 300万円
リペアあとはあまり関係ないようだ。

鑑定士の説明
「1898年に作られた36本のうちの1本の「マーティン0-28」で博物館級のギター。「CFマーティン NEW YORK」の焼き印が入っており、初期の印として貴重。100年経っているが状態がいい。材質も現在では手に入らない物が使われている」

現在では手に入らない材質とはハカランダのこと。画面で見る限り、緑がかった色合いだった。今のハカランダとは若干材質が違うのだろうか。
それにしても、あるところにはあるモンだ。
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by kawataro-life | 2006-05-12 21:21 | ギター
圧巻!マーティンギター6台
non-chiさん宅へ行ってきました。
なんと6本のマーチンを所有しているnon-chiさん。
その全てを惜しげもなく弾かせてもらいました。ありがとうございますnon-chiさん。

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写真では8台ありますが、左のメープルサイド&バックのギター(M.Shiozaki)とその下のバットマンサドル(KUWANO)は私の楽器。

僕自身マーチンに触ったのは3年前にS楽器店で試奏用の中川イサトモデルをジャラーンと弾いただけなのでどんな音がするのか興味津々。

これだけあると弾き較べが出来る。同じイスに座って同じカポで同じ曲(「岸部さんのGrowing up、花)を弾いてみる。
 その最初の印象はどれもバランスがよいこと。それぞれ音色の違いはあれども低音から高音まで良く鳴る。それがマーティンの良さなのかとも思ったが、non-chiさんによると中には鳴らないのもあるらしい。N先生が紹介したギターなので「外れは無い」とのこと。なるほど。


どれも素晴らしいのだが中でも特に気になったのは、OO-45(12フレットジョイント、スロテッドヘッド)のギター。
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加藤登紀子さんや森山良子さんも所有しているギターだそうで、まずその美しいヘキサゴンインレイとバインディングが目を惹く。
そして音色の美しさはもちろんのこと、その形からは想像が出来ない音量。小さいボディながら十分鳴るんですね。驚きです。


イングルマンスプルース&ハカランダのドレッドノートギターD-28カスタム。
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これは私は一番気に入った音でした。自分のKUWANOと低音の出方が似ていて、これがハカランダの音なんだなと納得。



アディロンダックスプルース、マダガスカルローズウッドのOMC-LJ(ローレンス・ジュバーモデル)はトップ、バック&サイド共にとっても美しい木目のギター。
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新時代のマーチンという感じ。濁りの全くない音。素晴らしいです。



マホガニーサイド&バックD-18Vは暖かい音がする。
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マホはマホの良さがあるんですね。マホの音が好きという人が多くいるのも頷けます。


OM-45Marquis。
私の中ではこれぞマーティン!というイメージ。カッコイイギターです。トップ&ブレーシングはアディロンダック・スプルース。サイド&バックはインディアン・ローズウッド。
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これはD-42?。はっきり言って自分にはもう何がなんだか分からなくなっています(^_^;

ネック周り、ボディサイドに巻かれたアバロンバインディングが風格を醸し出していますね。フィンガーボード・インレイには雪の結晶。
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 自分では2時間でお暇する予定でしたが、あっという間に時間が過ぎていました。
おまけに奥様手作りの美味しいおいなりさんまでいただいちゃいました。しかも、最後はギターの片付けもしないまま帰ってしまいました。(家に遊びに来た子供たちにはちゃんと方付けてから帰りなさいと言っているのに(^_^;)
 ずうずうしいにもほどがあるよなと反省しながらも、このようなギターを触れる幸せを感じながらこの記事を書いています。

(それにしてもnon-chiさんの知識はスゴイ。
そして奥様への感謝の気持ちも話されていたもの印象的でした。)
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by kawataro-life | 2006-04-30 17:02 | ギター
  

kawataroの日々の生活を記録します。(アコースティックギターに関することが多いでしょう)
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